子育て支援者(サポーター)が考える職業倫理の原理に関する研究― 子育て支援員研修カリュキュラム参加者へのアプローチから見えるもの―

書誌事項

タイトル別名
  • コソダテ シエンシャ(サポーター)ガ カンガエル ショクギョウ リンリ ノ ゲンリ ニ カンスル ケンキュウ : コソダテ シエンイン ケンシュウ カリュキュラム サンカシャ エ ノ アプローチ カラ ミエル モノ
  • A study on the principles of professional ethics by parenting supporters : Seen from an approach by participants in a curriculum for child-rearing support research

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抄録

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本研究は、子育て支援者研修カリュキュラムの参加者(A 県B 市で行われた子育て支援研修カリュキュラムの参加者10名)を対象に、子育て支援の根拠として重要であると判断した事例のヒヤリング及びKJ 法実施及び質問紙調査を行った。研究対象者は、子育て支援において、【子どもの最善の利益の尊重】【子どもの発育や発達の保障】【保護者との協力】【プライバシーの保護】【自己評価の考え方】【保護者の代弁の責任】【地域の子育て支援】【専門職者としての責務】という8項目に関連する倫理的視点を持っていた。また、子育て支援する際の根拠として8項目は重要であると判断していた。対象者らは、子育て経験や子どもの預かり経験から、様々な関係(人的関係・物的関係)の難しさ等を学んでいた。また、「倫理」という言葉に抵抗が見られ、日々の実践(生活)の中にあるものではなく、学問上の言葉と捉える傾向が強かった。

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