実世界に広がる装着型センサを用いた行動センシングとその応用:5. 携帯機器の帯同場所のセンシング -このデータはどこから来たのか?-

書誌事項

タイトル別名
  • 携帯機器の帯同場所のセンシング : このデータはどこから来たのか?
  • ケイタイ キキ ノ タイドウ バショ ノ センシング : コノ データ ワ ドコ カラ キタ ノ カ?
  • Real World Wearable Activity Sensing and Its Applications : 5. On-body Localization of Mobile Devices

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抄録

近年,携帯電話を筆頭に,熱中症警告計,消費カロリー計,歩数計など,通知用や計測用の機器をポケットなどに入れて帯同する機会が増加している.このような機器は,帯同時に着用している衣類のポケットの有無や形状により,さまざまな場所に格納される.しかし,機器を首から提げた場合とズボンのポケットに格納した場合では,通知の気づきやすさや計測精度に差が生じ,時には命の危険にさらされることさえ起る.このため,機器自身が格納場所を検出し,振る舞いを適応させる必要がある. 本稿では,帯同場所考慮の必要性を環境計測,行動認識,情報通知の3つの応用領域について述べ,機器の「文脈」を考慮した連続的な帯同場所把握方法を紹介する.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 54 (6), 582-585, 2013-05-15

    東京 : 情報処理学会 ; 1960-

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