ウェルネスのためのICT:5.ディジタル・ビューティー

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タイトル別名
  • ディジタル・ビューティー
  • Wellness for ICT:5. Digital Beauty

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抄録

「美しさ」という多義的で高次な判断が必要な対象にICTがどのような貢献ができるか? について最近の事例と今後の展望を解説する.メーキャップやヘアの領域では,色や形が「その人に似合っているか」が美しさの重要な要素であり,数多くの商品から簡便に似合うものを選択するツールとして,シミュレーションが活用されている.一方,スキンケア領域では,皮膚状態の客観的な評価,それに応じた適切なケアが,美しく健やかな肌への近道であるため,顔や皮膚画像の画像解析,評価結果に応じたケアの提案等のサービスが実用化されている.今後,ICTの進化に伴い,これら「ディジタル・ビューティー」はますます生活に浸透していくだろう.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 56 (02), 159-164, 2015-01-15

    東京 : 情報処理学会 ; 1960-

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