企業結合時に発生する「借方超過額」に関する一考察 : 負の暖簾として認識する方法と利得として認識する方法の特徴と問題点を手がかりとして

書誌事項

タイトル別名
  • The Accounting Treatment of the Debit Excess in the Business : Combinations: Is it Negative Goodwill or not?
  • キギョウ ケツゴウジ ニ ハッセイスル カリカタ チョウカガク ニ カンスル イチ コウサツ フ ノ ノレン ト シテ ニンシキスル ホウホウ ト リトク ト シテ ニンシキスル ホウホウ ノ トクチョウ ト モンダイテン オ テガカリ ト シテ

この論文をさがす

説明

企業結合が行われる際に、取得企業による取得の対価が被取得企業の識別可能な純資産の公正価値を下回った場合、その差額分の「借方超過額」が生じる。本稿は、日本および諸外国(米国・国際・英国およびEU)の現行諸基準および公開草案をとりあげながら、このような企業結合時に生じる「借方超過額」の発生原因とその会計学的性格を明らかにし、その会計処理として考えられうる方法を提示することを目的としている。

In the business combinations in which the consideration transferred for the acquirer’s interest in the acquiree is less than the fair value of that interest, debit excess exists. The purpose of this paper is to consider the causes and the nature of the debit excess and provide the accounting treatment of the debit excess.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ