郡是製糸株式会社における社宅街の成立過程と道光館について

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タイトル別名
  • A Historical Study of the Process of the Formation of the Company Housing of Gunze Raw Silk Mfg.Co.Ltd and Doko-Kan
  • グンゼ セイシ カブシキガイシャ ニオケル シャタクガイ ノ セイリツ カテイ ト ドウコウカン ニ ツイテ

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抄録

type:論文

type:Article

郡是製糸株式会社の社宅について、大正中期の社宅街成立までの形成過程を追った。最初に建設された社宅は長屋建ての狭小なものであったが、波多野社長自らが入居した。明治44年建設の新しい社長社宅は大きな2戸1建てで教育係の川合信水宅と分けていた。初期の社宅建築からはプロテスタンティズムの倫理が伺え、それが同社の社宅の特質であったが、大企業化とともに社宅街が形成され、それらの思想が変容していくことを明らかにした。

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identifier:KJ00005049627

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