保育士観察評価による幼児の食事能力の発達

書誌事項

タイトル別名
  • ホイクシ カンサツ ヒョウカ ニ ヨル ヨウジ ノ ショクジ ノウリョク ノ ハッタツ
  • Development of the ability to eat in 1 to 2 year-Old Children by observation of Nursery teacher

この論文をさがす

抄録

本研究は、板橋区立の全保育園1歳児クラスに在籍する1 歳から2歳の幼児の食事能力の発達を幼児の担当保育士による観察によって調査したものである。保育士が観察する対象幼児は各園よりそれぞれ2 ~4名とし、保育士によって選択した。調査の結果、18月齢頃の幼児は、80%が自分で手づかみ食べができ、またスプーンを持ち始め、介助されながらもコップを使用できることが示された。24月齢では、80%の幼児が介助なく自分で食べ、言葉で食事量の意思表示ができることが示された。食具の扱いについては、スプーンやフォークで上手に食べることができる幼児は約50%であることが示された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ