雑誌『教育技術』の創刊と展開

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Other Title
  • A Study of Educational Journals "Kyoikugizitu"

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敗戦下日本において数多くの教育関係雑誌が創刊された。本稿は、それらの雑誌の中から、戦後、いち早く創刊された『教育技術』を取り上げ、同誌が果たした役割について考察したい。 『教育技術』は、1946(昭和21)年4月1日、小学館から創刊され、翌47(昭和22)年4月1日発行の第2巻第1号から誌名を『総合教育技術』と改題し、今日まで継続して刊行されている長期教育総合雑誌である。初期の発行部数は、5千部から1万部といわれ、占領下の教育関係雑誌の中でも発行部数の最も多かった雑誌のひとつである。 これまで、『教育技術』を対象とした書誌的研究は皆無に等しかった。管見に入る限り、僅かに、磯田一雄氏が「カリキュラム運動の展開」1)の中で、取り上げているものの、正確な叙述とは言えない。 本稿では、同誌の書誌的分析を踏まえ、『教育技術』は、当時の教育界にいかなる情報を伝えようとしていたのか明らかにしたい。なお、今回の分析は、紙幅の関係上、1946(昭和21)年4月1日発行の創刊号から1950(昭和25)年3月1日発行の第4巻第12号までを対象とした。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1050845762957202560
  • NII Article ID
    110001138744
  • NII Book ID
    AN00221925
  • ISSN
    03855309
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1351/00004115/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles

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