いじめ被害からの回復とその要因に関する質的研究 : いじめを扱った学術論文・大学紀要論文における質的分析による検討

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タイトル別名
  • イジメ ヒガイ カラ ノ カイフク ト ソノ ヨウイン ニ カンスル シツテキ ケンキュウ : イジメ オ アツカッタ ガクジュツ ロンブン ・ ダイガク キヨウ ロンブン ニ オケル シツテキ ブンセキ ニ ヨル ケントウ
  • Qialitative Research on Recovery from Damage due to Bullying and Factors of Recovery: Consideration Based on Qualitative Analysis by Academic Theses and Theses in University Journals Dealing with Bullying

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抄録

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いじめ被害からの回復とその要因についての研究は、蓄積が少ない。そこで、「いじめ被害からの回復とその要因に対する基礎的研究(1)・(2)」を行ってきた。本研究では基礎的研究(1)・(2)から得られた「いじめ被害からの回復とその要因」に関する論文、13本を対象として、「回復できた・回復につながる」キーワードを抽出し、いじめ被害からの回復とその要因の解明を進めた。その結果、いじめ被害からの回復において、いじめられた体験から「安全を確保」し、自己開示によりソーシャルサポートを得て「心の整理」をし、自己と他者への「信頼感の回復」から「体験の肯定的な意味づけ」を経て、「自己成長感」を実感し、「心の傷の回復」へと至るプロセスが示唆された。

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