地域子育て支援拠点事業利用保護者を対象とした保育意識調査 : 「認定こども園」創設に関する意識と幼稚園・保育所(園)の選択基準

書誌事項

タイトル別名
  • The surveillance study on the child-nurturing attitude for parents as regional child-rearing center user : Consciousness about foundation of “Center for Early Childhood Education and Care” and criteria for selecting in kindergarten and day care center
  • チイキ コソダテ シエン キョテン ジギョウ リヨウ ホゴシャ オ タイショウ ト シタ ホイク イシキ チョウサ : 「 ニンテイコドモソノ 」 ソウセツ ニ カンスル イシキ ト ヨウチエン ・ ホイクジョ(ソノ)ノ センタク キジュン

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抄録

今後の就学前保育・教育施設の在り方を考えていく際、以下の内容について、子どもの就園を考えている保護者を対象に総合的に調査する必要があると考える。 調査内容;・保護者は認定こども園の創設に対してどう感じているのか- そのメリットは何だと思っているか。・彼らは幼稚園や保育所(園)の入所基準に何を重視しているのか。 本研究は、地域子育て支援拠点事業利用保護者を対象にこの課題に関するアンケート調査し、今後の就学前保育・教育施設の在り方について考えていく。 回答者の過半数が「新認定こども園」(以下、新こども園)をつくることに肯定的であった。「新こども園」は、保育所(園)や幼稚園に比べ、対象とする子どもは家庭の状況や年齢で限定されておらず、施設そのものが就学前すべての子どもを対象としている点も重要である。その意味で、「教育」「子育て支援」を充実させた「新こども園」をつくる必要がある。特に、「子育て支援」は重要である。園に求める項目において、幼稚園希望者であっても保育所(園)希望者であっても、明らかに「子育て支援」は高くなっている。彼らへの保育・子育て支援サービス提供のあり方を考えていく必要があると思われる。

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