初等中等教育段階におけるプログラミング教育の考察 : プログラミング体験教室の実践から [研究ノート]

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Programming Education at the Stage of Elementary and Secondary Education : Based on Practice of Programming Experience Learning
  • ショトウ チュウトウ キョウイク ダンカイ ニ オケル プログラミング キョウイク ノ コウサツ : プログラミング タイケン キョウシツ ノ ジッセン カラ

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説明

近年,世界中でプログラミング教育が注目されている。文部科学省においては,2020年から2022年に予定されている初等中等教育における学習指導要領の改訂において,小学校・中学校・高等学校の各発達段階においてプログラミング的な考え方やプログラミングそのものを採り入れようという検討も進んでいる。初等中等教育段階におけるプログラミング教育の効果やあり方を検討するため,筆者の属する情報ネットワークゼミナールの学生を中心に,長野市放課後子どもプランにおけるプログラミング体験教室,および,キッズサイエンス2015におけるプログラミング体験教室を実践した。これらの実践より,小学校の低学年段階においてもプログラミングに興味を持たせることが可能であること,プログラミング教育が他者と協力して物事を進める力の育成にも効果的であることが分かった。また,プログラミング教育が創造力を育む機会を提供してくれること,自分のアイデアを表現するための手段として有効であること,試行錯誤の経験を与えてくれることなど様々な効果が期待できることを明らかにした。

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