Security Issues facing Peace-building in Afghanistan : "Is a light-footprint approach a panasea?"
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抄録
アフガニスタンの平和構築プロセスは、`light-footprint approach'(小さな足跡)という政策に基づいている。アフガニスタンの治安状況は、反政府グループ、麻薬密輸貿易、国内民兵、テロリストグループにより複雑化されている。麻薬対策、武装解除、軍隊の再統合、国際治安支援部隊、アメリカ主導の多国籍軍等のアフガニスタンの平和構築における様々な安全保障の問題は、迅速性や効率性の欠如にあり、その原因の一つは`light-footprint approach'にあると考えられる。このような政策は、国際社会によるアフガニスタンの治安状況に対しての過小評価とそれによるコミットメント不足によるところが多い。アフガニスタンは`light-footprint approach'を採るには未成熟な国家であると考えるべきであろう。
収録刊行物
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- 共栄大学研究論集
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共栄大学研究論集 (6), 133-153, 2008-03-17
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763150399872
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- NII書誌ID
- AA1183870X
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB