書誌事項
- タイトル別名
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- GGCX イデンシ タケイ ガ オステオカルシン ノ Glaカ ト コツミツド ニ オヨボス エイキョウ(ダイ2ホウ)GGCX イデンシ タケイ ニ ヨル ucOC/OCヒ ノ ケントウ
- Effect of polymorphisms in the gamma-glutamyl carboxylase gene GGCX on gamma-carboxylation of osteocalcin and bone mineral density: Comparison of the ucOC/OC ratio by GGCX gene polymorphism
- GGCX イデンシ タケイ ガ オステオカルシン ノ Glaカ ト コツミツド ニ オヨボス エイキョウ ダイ2ホウ イデンシ タケイ ニヨル ucOC/OCヒ ノ ケントウ
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説明
本研究の目的は、γ-グルタミルカルボキシラーゼ(GGCX)遺伝子多型が、オステオカルシンのGla化と骨密度に及ぼす影響を検討し、将来、骨代謝異常をきたす慢性疾患を持つ人々に骨量低下や骨粗鬆症の予防のための効果的な栄養指導を行うことである。 今回、男女54 人(平均年齢19.4 歳)を対象に調査を行った。GGCX遺伝子(SNP; R325Q, 974G>Ars699664)多型判定試験の結果は、GG型11 人(26.0%)、AA型3 人(6.0%)、GA型40 人(74.0%)で、AA型は、女性のみの検出であった。音響的骨評価値は、AA型が他の遺伝子型に比べて最も低かった。ビタミンKの不足状態を反映する低カルボキシルオステオカルシン(ucOC)の平均値は、GG型8.91 ng/ml(SD = 3.80)、AA型4.30 ng/ml(SD = 2.02)、GA型6.88 ng/ml(SD = 3.40)であった。その原因として、AA型は、ビタミンK摂取量(推定)が少ないことが考えられた。ビタミンKを補酵素とするGGCXの活性の指標となるucOC/OC比は、GG型 1.09(SD=0.30)、AA型 1.41(SD = 0.36)、GA型 1.21(SD = 0.40)であった。これにより、AA型は、ビタミンKが補酵素として効果的に働いていないことが示唆された。
収録刊行物
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- 弘前医療福祉大学紀要
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弘前医療福祉大学紀要 5 (1), 47-57, 2014-03-31
弘前医療福祉大学紀要編集委員会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763150472576
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- NII論文ID
- 120006465052
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- NII書誌ID
- AA12475995
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- ISSN
- 21850550
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- NDL書誌ID
- 025486237
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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