オンライン型正規品判定システム「C2V Connected」について\n─世界の消費者に安全・安心を─

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  • JISA招待論文

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抄録

本稿は模倣品対策としてオンライン型正規品判定システムを生み出し,また,これを5年に渡りサービスを運営してきた実績に基づき,模倣品対策における過去,現在の課題について述べる.筆者らが運営に携わるオンライン型正規品判定システムは,2013年8月よりキヤノン中国向けにサービス提供し,その後,2016年3月より「C2V Connected」と称し,日本企業向けにクラウドサービスとして提供しているものである.2018年8月時点で1億個を超える商品に対して正規品か否か判定するためのセキュリティラベルが貼られて出荷されているなど,消費者がスマートフォンで直接判定できる仕組みとして拡大している.本稿では,模倣品がもたらす問題と従来の模倣品対策を概観した後,従来の模倣品対策が抱える課題を解決すべく開発したオンライン型正規品判定システムによる対策とその効果を述べ,さらに,同システムの今後の課題と取り組みについて述べる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050845763158233344
  • NII論文ID
    170000150250
  • NII書誌ID
    AA1245124X
  • ISSN
    21884390
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00195372/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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