書誌事項
- タイトル別名
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- A Possibility of an Alternative Support Activity for the Nuclear Evacuees
- ゲンパツ ヒナン ・ イジュウシャ エ ノ アラタ ナ シエン カツドウ ノ カノウセイ
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説明
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故に伴う遠方個別避難は、現在も続いている。避難・移住者の支援活動にはさまざまな担い手が参加し、活動内容も多様である。宮崎県では避難・移住した人たちが作るネットワークが活動しており、県内全域で約300家族とつながっている。このネットワークは避難・移住者同士の交流に始まり、現在はメンバーに地元の人々も加わって避難・移住者への支援活動に重点を置いている。 本稿では、ネットワークの参加者へのインタビュー調査をもとに、遠方個別避難における生活再建の新たな方向性を考察した。このネットワークのメンバー構成や活動内容に見られる現在の生活スタイルへの疑問や新しい生活像の模索は、本複合災害からの生活再建のひとつのかたちであると考える。これは、以前提起した移動適応型の生活構造とは異なる生活再建のあり方であるように思われる。この点については今後分析を進めていきたい。
収録刊行物
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- 福岡県立大学人間社会学部紀要
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福岡県立大学人間社会学部紀要 23 (1), 13-21, 2014-09-30
福岡県立大学人間社会学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763180902144
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- NII論文ID
- 120005972603
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- NII書誌ID
- AA11875546
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- ISSN
- 13490230
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- NDL書誌ID
- 025876239
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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