書誌事項
- タイトル別名
-
- ヘイアン チュウキ ニ オケル コクケンデンシ ト ケンモン
- "Kuninokendenshi" and "Kenmon" in the middle Heian Period
- ヘイアンチュウキ ニ オケル クニノケンデンシ ト ケンモン
この論文をさがす
抄録
「国検田使」は、国の検田を現地で主導する国使であり、これまでは、受領郎等が務めるものと理解されてきた。本稿では、①「志賀郡検田使右衛門志成道」と、②「国検田使」威儀師蓮明の事例の検討を通して、従来の「国検田使」理解を再検討し、「国検田使」は、受領の部下としての側面と、個人の持つ人間関係で動く側面の二つを併せ持つ存在であることを明らかにした。そして、受領だけでなく、中央の権門との関係も視座に入れなければ、「国検田使」の実像は捉えることができないと指摘した。
収録刊行物
-
- 人間文化研究 = Studies in Humanities and Cultures
-
人間文化研究 = Studies in Humanities and Cultures 31 57-76, 2019-01-31
名古屋 : 名古屋市立大学大学院人間文化研究科
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845763222432896
-
- NII論文ID
- 120006629114
- 40021830644
-
- NII書誌ID
- AA11807171
-
- ISSN
- 13480308
-
- NDL書誌ID
- 029552890
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN