戦後台湾の道徳教育と愛国心:教師へのインタビュー

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タイトル別名
  • センゴ タイワン ノ ドウトク キョウイク ト アイコクシン : キョウシ エ ノ インタビュー
  • The Moral Education and Patriotism of Taiwan after WWII : Interview with Teachers
  • センゴ タイワン ノ ドウトイクキョウイク ト アイコクシン : キョウシ エノ インタビュー

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抄録

戦後台湾において、当時具体的にどのような道徳教育が行われていたのか、それが本研究の中心的議題である。道徳教育における愛国心教育の状況について1960-90 年代の中学校教師2 人にインタビューした。そこから、道徳教育における中心は愛国心教育とも言えず、むしろ生徒に必要な指導を行うなかで、道徳教育と愛国心教育が行われたという状況が明確になった。中学において、愛国心教育は当然重視されたが、しかし愛国心教育だけでは生徒の指導は十分できるわけではなく、生徒指導と道徳教育が生徒の問題に対しては重要であった。

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