書誌事項
- タイトル別名
-
- Relationship between nursing students' communication skills and their conviction-confidence in using those skills
- カンゴ ガクセイ ノ コミュニケーション ・ スキル ト ソノ スキル オ カツヨウ スル ジュウヨウド ・ ジシンド ト ノ カンレン
この論文をさがす
抄録
看護大学3・4年生67人を対象に,看護教育におけるコミュニケーション・スキルの学習状況や,コミュニケーション・スキル尺度(ENDCOREs)とそのスキルを活用する重要度・自信度との関連を明らかにする目的で自記式質問紙調査を行った。その結果,コミュニケーション・スキルに関する学習状況では,学年間で有意な差があり,段階的に習得していることが示唆された。また, コミュニケーション・スキルを活用する重要度の認識は高く,自信度はばらつきが大きいという特徴があった。ENDCOREs のサブスキルではより高次な「他者受容」や「関係調整」が得意で,「自己主張」や「表現力」が苦手であると自己評価しており,看護学生の特徴と考えられた。自信度と正の相関があった「自己主張」や「表現力」が得意になると,コミュニケーション・スキルを活用する場合に自信が持てるようになる傾向があると推察できた。コミュニケーション・スキルを4年間のカリキュラムの中で一通り知識として教え,演習や実習の中で意図的に使い,重要なスキルは反復練習する機会をより多く持つことが重要であると考える。
収録刊行物
-
- 熊本保健科学大学研究誌
-
熊本保健科学大学研究誌 (16), 95-103, 2019-03
熊本保健科学大学
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845763245362816
-
- NII論文ID
- 120006631848
-
- NII書誌ID
- AA12816509
-
- ISSN
- 24335002
-
- NDL書誌ID
- 029658593
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles