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- W.J.VatterおよびA.B.Carsonの資金理論
- W J Vatter オヨビ A B Carson ノ シキン リロン
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Abstract
近年、財務諸表の一つとしてキャッシュ・フロー計算書が注目されている。キャッシュ・フロー計算書の開示義務化と前後して有用性の検証や実務面での検討は進むものの明確な概念フレームワークは提示されていない。 概念フレームワークとは財務諸表にかかわる基礎的諸概念の首尾一貫した体系であり、会計基準のあり方を考える上での基礎となる前提や概念が体系的に整備されたものである。これは対立する基準の良否の検証や新しい会計基準の妥当性を判断する資となるものであり、会計基準と概念フレームワークは表裏一体に整備が進められなくてはならない。 本稿はキャッシュ・フロー計算書に関する概念フレームワークを導出する上でアメリカ資金学説のうちキャッシュ・フロー計算書の源流と考えられるW.J.VatterおよびA.B.Carsonの資金理論について論究し、キャッシュ・フロー計算書における意義を考察するものである。
1 はじめに 2 Vatterの資金理論 3 Carsonの資金理論 4 VatterとCarsonの財務諸表観 5 キャッシュ・フロー計算書における意義 6 おわりに
Journal
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- 京都産業大学論集. 社会科学系列
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京都産業大学論集. 社会科学系列 23 127-146, 2006-03
京都産業大学
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763311249024
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- NII Article ID
- 110004518364
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- NII Book ID
- AN00060189
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- HANDLE
- 10965/398
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- NDL BIB ID
- 8524918
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- ISSN
- 02879719
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- CiNii Articles