A Case of Racist Demonstration and INTERNATIONAL CONVENTION ON THE ELIMINATION OF ALL FORMS OF RACIAL DISCRIMINATION

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  • 判例評釈 人種差別的示威活動と人種差別撤廃条約

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京都朝鮮第一初級学校事件の一審判決(京都地判平成25年10月7日)について、従来の判例と比較検討し、同判決が採る人種差別撤廃条約の間接適用の手法の特殊性を指摘する。同判決は、条約6条の義務を裁判所が直接負う義務と解して高額賠償命令を正当化するなど、人種差別に対する実効的な保護・救済を行っていく姿勢を示すという特徴を持つが、それは日本という国家がこれまで人権条約に取ってきた姿勢とは相当異なっている。

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