「個と集団」に即した生活科授業の分析と考察 ―卯ノ里小学校「なかよし学習」の事例から―

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タイトル別名
  • コ ト シュウダン ニ ソクシタ セイカツカ ジュギョウ ノ ブンセキ ト コウサツ ウノサト ショウガッコウ ナカヨシ ガクシュウ ノ ジレイ カラ
  • Analysis and Consideration on Relationship between "Individual learning" and "Group learning" in Life Environment Studies ― A case study of "Nakayoshi Gakushu" at UNOSATO Elementary School ―

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抄録

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教育において,「個」と「集団」は,本来ならば対立してとらえられるべきものではないが,最近では,「個性重視」や「協調性重視」といった考え方があり,とらえ方が揺れている現状である。本研究では,今まであまり丁寧に定義されてこなかった「個と集団」について,新たに独自の“7つの視点”を定義した。また,学校教育の中で「個と集団」の関わりが顕著に見られる授業として,生活科が挙げられる。その中でも,愛知県の卯ノ里小学校で独自に行われている,低学年の学習である「なかよし学習」は,人との関わりをより重視して行われている。その1年生の実践を事例として取り上げ,子ども達の活動における「個と集団」の関わりについて,分析と考察を行った。

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