腹腔鏡下大腸切除術の適応と治療成績

書誌事項

タイトル別名
  • フククウキョウ カ ダイチョウ セツジョジュツ ノ テキオウ ト チリョウ セイセキ
  • Long-term Survival of Laparoscopic Surgery for Colon Cancer and the Indication for Laparoscopic Surgery
公開日
2017-01
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
福井大学医学部

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説明

背景: これまで当科では大腸癌に対する腹腔鏡手術を早期癌から開始し, 安全性や再発率に問題のないことを確認しながら適応を拡大してきた。現在では高度間膜内進展を伴う深達度T4a症例, T4b症例, 高度リンパ節転移症例以外に対して腹腔鏡手術を施行している。当科の腹腔鏡下手術と開腹手術の短期・長期成績について検討した。 対象と方法: 2004年4月から2014年12月に腹腔鏡下大腸切除術を施行した結腸癌及び直腸S状部癌168例を対象とした。臨床病理学的因子, 再発, 5年全生存率, 無再発生存率について検討し, また国内の他施設の成績と比較した。 結果: 観察期間中央値は44か月で年齢中央値は69歳であった。全Stageの5年全生存率が94.2%, 5年無再発生存率90.6%であった。再発は2.9%に認められた。縫合不全例は6例(3.5%)であったが, 周術期死亡は認めなかった。StageII, IIIaにおける長期成績は国内他2施設と比較して同等以上であった。 結語: LAP群の5年全生存率, 5年無再発生存率は他施設と比較して同等以上であり, また合併症も許容範囲内の発生率で景: これまで当科では大腸癌に対する腹腔鏡手術を早期癌から開始し, 安全性や再発率に問題のないことを確認しながら適応を拡大してきた。現在では高度間膜内進展を伴う深達度T4a症例, T4b症例, 高度リンパ節転移症例以外に対して腹腔鏡手術を施行している。当科の腹腔鏡下手術と開腹手術の短期・長期成績について検討した。 対象と方法: 2004年4月から2014年12月に腹腔鏡下大腸切除術を施行した結腸癌及び直腸S状部癌168例を対象とした。臨床病理学的因子, 再発, 5年全生存率, 無再発生存率について検討し, また国内の他施設の成績と比較した。 結果: 観察期間中央値は44か月で年齢中央値は69歳であった。全Stageの5年全生存率が94.2%, 5年無再発生存率90.6%であった。再発は2.9%に認められた。縫合不全例は6例(3.5%)であったが, 周術期死亡は認めなかった。StageII, IIIaにおける長期成績は国内他2施設と比較して同等以上であった。 結語: LAP群の5年全生存率, 5年無再発生存率は他施設と比較して同等以上であり, また合併症も許容範囲内の発生率であった。

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