A Pratical Reseach of "Formative Play" in Department of Arts and Crafts -Teaching Practice Based on the Revision Point of the Course of Study Ⅱ-

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Other Title
  • 図画工作科「造形遊び」の実践的研究 -学習指導要領改訂ポイントに基づく授業実践を考えるⅡ-
  • ズガ コウサクカ 「 ゾウケイ アソビ 」 ノ ジッセンテキ ケンキュウ : ガクシュウ シドウ ヨウリョウ カイテイ ポイント ニ モトズク ジュギョウ ジッセン オ カンガエル(2)

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平成29 年の学習指導要領改訂で, 図画工作科は方向性は堅持しつつ, 資質, 能力の観点から目標や内容を整理して, 授業改善に資するようにすることが, 大きな柱となった. 今回の改訂では「何をするのか」から「何ができるようになるか」に力点が置かれた. これを図画工作科の中で読み違えると技能を身に付けることが優先され, 作品主義の再来を招く恐れがある. それを打開する手立てとして筆者らは, 「造形遊び」に着目した. 先行研究から造形遊びの意義を捉えなおし, 導入から40 年を経てなお教科の中に定着したとはいいがたい造形遊びにこそ「主体的対話的学び」があることを確認した. 素材を体験する, 遊びの中に入り込む造形遊びの実践こそ, 現在の児童たちに必要な体験であると考えた. 筆者は教員養成課程の教科研究の授業の中で, 様々な条件を設けた「造形遊び」を考案し実践した. 学生からの振り返りをもとに考察し, 体験することの意義, 素材の制限から生まれる創造性により, 「造形遊び」の重要性を明らかにした.

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