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- Kaori,TAKEDA
- Nayoro City University
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- 武田 かおり
- 名寄市立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence on blood pressure by negative-affect(anger,depression,anxiety) -Evaluation of Blood Pressure Recovery-
- フカンジョウ イカリ ウツ ケイコウ フアン ケイコウ ガ ケツアツ ニ オヨボス エイキョウ ケツアツ カイフクセイ ニ ヨル ヒョウカ
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説明
[背景・目的]負感情の持ち主は、ストレスによって心臓血管系への負担がおき、いずれ心疾患を引き起こす可能性がある(Matthews and Williams 1986)と指摘されている。日々「怒り」を認知する傾向が多いタイプは、それらをストレスととらえ、交感神経活動を亢進させる。この長年の繰り返しが心臓血管系に負担をかけ続け、将来的に心臓血管系疾患になる可能性が高い。本研究では、大学生を対象に怒り・うつ傾向・不安の負感情傾向が血圧回復性(ストレス課題による負荷後、安静時血圧まで値が回復する時間)に及ぼす影響を検討した。[結果]負感情の各質問紙得点と安静時血圧との間には相関はなく、「怒り」のみが血圧回復性との問に負の相関を示した。[考察]若年者のうちから感情傾向を把握し、怒り認知傾向を自覚し変更することは、高血圧を含む心臓血管系疾患のリスク予防になると考えられる。
収録刊行物
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- 紀要
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紀要 5 7-13, 2011-03-31
名寄市立大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390020984103651072
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- NII論文ID
- 110008600863
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- NII書誌ID
- AA12272535
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- NDL書誌ID
- 11109660
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- ISSN
- 18817440
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可