ピア評価がもたらす看護学生の学習の責任性への認識と課題 ~ 学生の語りからの分析 ~

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  • ピア ヒョウカ ガ モタラス カンゴ ガクセイ ノ ガクシュウ ノ セキニンセイ エ ノ ニンシキ ト カダイ : ガクセイ ノ カタリ カラ ノ ブンセキ
  • Nursing students’ sense of responsibility for learning developed through peer evaluation and challenges - Analysis of the narratives of students -

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本研究の目的は,チーム基盤型学習(以下TBL)において,行っているピア評価について,看護学生(以下学生)がどのような認識で行っているのかを明らかにし,ピア評価における学習の責 本研究の目的は,チーム基盤型学習(以下TBL)において,行っているピア評価について,看護学生(以下学生)がどのような認識で行っているのかを明らかにし,ピア評価における学習の責任性について検討していくことである。本大学看護学部3 年次生前期開講科目の小児看護学Ⅱを受講した学生のうち,本研究の主旨を理解し,研究参加への同意が得られた学生7 名に半構造化インタビューを行った。分析の結果,99のコード,16サブカテゴリー, 6 カテゴリーが生成された。生成されたカテゴリーは,【他学生を評価することへの葛藤】,【常に他学生から評価されることの緊張感】,【研ぎ澄まされていく評価の視点】,【相手との関係性で変化する評価】,【チームに貢献することでの学習意欲の向上】,【場の設定からの影響】であった。以上より,ピア評価の実施によって,学生の個々の役割についての理解が深まることで,学習のモチベーションが向上していくことがわかった。

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