桑品種特性データベースの作成とその利用

書誌事項

タイトル別名
  • ソウ ヒンシュ トクセイ データベース ノ サクセイ ト ソノ リヨウ
公開日
1981-12
資源種別
journal article
公開者
つくば : 農林水産省蚕糸試験場

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説明

遺伝資源の情報管理のために開発されたEXISによって,桑の品種特性データベースを試験的に作成し,次の結果を得た.(1)データベースをEXIRによって構築した.このデータベースはアイテム数427,デスクリプターは,桑の普通枝(条数),平均条長,節間長,脱苞期など28の特性から成立っている.用いたデータは蚕糸試験場旧前橋支場ほか5か所の試験地で実施された桑の品種試験の成績から引用した.(2)データベースの検索は,EXIRのHOW MANY文で行った.その結果,節間長が2.5cm以下の短節間の品種は5つあり,その系統はハクソウ系およびロソウ系であることまた,春10a葉量が1,000kg~1,500kgで平均条長が70cm~150cmの2つの条件を満す,いわゆる短枝長・多収型の品種は5品種あり,そのうち4品種までが試験地・松本に集中していることなど,興味ある検索結果が得られ,EXIRによる検索は有効に利用できることがわかった.(3)EXIR-MINITABによる解析結果からも,桑の形質の発現には試験地の違いによって,一定の特徴があることが推察され,解析の有効性が認められた.(4)桑の品種特性データベースを構築する際の問題点として,記載するデスクリプターは桑の特性検定・系統適応性検定試験に定められた項目を網羅したものであることが望ましいと指摘された.

収録刊行物

  • 蠶絲試驗場彙報

    蠶絲試驗場彙報 (113), 1-21, 1981-12

    つくば : 農林水産省蚕糸試験場

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