生体吸引卵子による初期胚作出技術の確立(2)

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説明

生体吸引卵子による初型胚作出技術の確立するために、体外受精後の発生培養培地について、と畜場由来の卵巣から吸引した卵子を用いて、TCM199とRPMI1640の2つの培地を比較検討した。胚盤胞までの発生率では、TCM199とRPMI1640はそれぞれ36.9%、31.7%で差はなかった。一方培地の調整など操作の面では、TCM199の方が簡便であり、操作による汚染が少ない。したがって発生培養培地としてはTCM199の方が適していると考えられた。

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