新潟県育成ブナシメジ菌株の栄養材添加効果

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  • ニイガタケン イクセイ ブナシメジ キンカブ ノ エイヨウザイ テンカ コウカ

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ブナシメジ2菌株(宝1号・A-76;新潟県育成株)を用いて、スギオガクズ+米ヌカ培地の米ヌカを、大豆皮・特殊フスマ・コーンコブミールで置き換えて添加した培地を用いて、栽培試験を行った。 (1) 菌株間で、増収の仕方に多少の違いがあったが、おおむね大豆皮を添加した試験区では増収し、コーンコブミールを添加した試験区では減収した。特殊フスマを添加した試験区では、米ヌカ単用の培地と差が認められなかった。 (2) 栄養材中の粗タンパク含量と収量との間には有意な正の相関があった。 (3) 栄養材添加による子実体の形質変化は、明瞭ではなかった。 (4)大豆皮による増収は、栄養材の成分含量だけではなく、物理的特性(保水性・空隙率等)も関与している可能性があると考えられた。

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