スイカの株単位で果実管理が可能な振り分け栽培
書誌事項
- タイトル別名
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- スイカ ノ カブ タンイ デ カジツ カンリ ガ カノウ ナ フリワケ サイバイ
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説明
スイカの中型トンネル作型において、株単位の適正な着果管理を省力的におこなう栽培方法を検討し、つるを株ごとに斜めに振り分けて誘引する「振り分け栽培法」を開発した。1.振り分け栽培における株当たり着果数は、果重の変動が小さく変形果や空洞果の発生が少ない3果が適正である。2.株当たり3果に摘果する時期は早いほど果実は大きくなるが、概ね開花から20日頃までにおこなう必要性が示唆された。3.振り分け栽培における適正な株間は、果重の変動が少なく、上物収量が多くなる80cmが最適であり、10a当たりの収穫果数は慣行栽培と同等の900果程度が得られる。4.振り分け栽培の作業時間は、慣行栽培と比較してトンネル内の誘引作業が増えるが、摘果作業が容易になるため合計の作業時間は3時間30分程度少なくなる。
収録刊行物
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- 石川県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Ishikawa Agriculture Research Center
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石川県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Ishikawa Agriculture Research Center (24), 43-46, 2002-09
金沢 : 石川県農業総合研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763601258240
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- NII論文ID
- 40005666883
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- NII書誌ID
- AA11188808
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- ISSN
- 13429701
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- NDL書誌ID
- 6443625
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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