新品種を導入した採草地のマメ科率維持と収量確保のためのN施肥量
書誌事項
- タイトル別名
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- シン ヒンシュ オ ドウニュウ シタ サイソウチ ノ マメカリツ イジ ト シュウリョウ カクホ ノ タメ ノ N セヒリョウ
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抄録
オーチャードグラス主体草地(アキミドリ+ミネオオハ、以下OG草地)およびチモシー主体草地(ホクセン+ノースホワイト、以下TY草地)の2種類の混播草地を供試し、マメ科率を20~30%に維持するとともに収量を確保するためのN施用量について検討した。1.両草地のマメ科率はN増施により低下する傾向を示した。利用1年目では施肥量に関わらずOG草地が20%以上を維持し、TY草地が2番草において概ね20%以上を確保した。しかし、2年目以降は両草地ともマメ科率は20%以下で推移し、とくにTY草地のシロクローバは2年目で消失した。2.OG草地の乾物収量は利用1年目ではN12kg/10aの施用で、2年目以降はN増施に伴い増収したが、マメ科率維持の面からは2年目以降少量区(N12kg/10a)以下とすることが必要と考えられた。TY草地では利用1年目はN12kg/10a施用まで直線的に増収し、2年目以降についてもN12kg/10a施用が増収効率面から勝った。しかし、両草地ともマメ科牧草が2年目以降減少あるいは消失したことから、マメ科率維持のためにはN減肥と早期刈取りによる草地管理法が必要と考えられた。3.利用1年目のTY草地およびOG草地の再生草ではマメ科率の高い場合に高N含有率を示し、マメ科牧草からのN以上の大きいことが示唆された。一方、マメ科率が低い場合にはN施肥がイネ科牧草のN含有率に直接反映する結果となった。
収録刊行物
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- 青森県畜産試験場報告 = Bulletin of the Aomori Zootechnical Experiment Station
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青森県畜産試験場報告 = Bulletin of the Aomori Zootechnical Experiment Station (18), 24-28, 2003-03
野辺地町 (青森県) : 青森県畜産試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763601431936
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- NII論文ID
- 40005779828
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- NII書誌ID
- AN00008371
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- ISSN
- 0385681X
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- NDL書誌ID
- 6551274
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles