越冬期のブリ当歳魚におけるエクストルーダー飼料と生餌主体餌料の成長および飼料効率
説明
1)ブリ当歳魚の越冬期の飼育試験を行い、エクストルーダー飼料(EP)と生餌主体餌料(8:2MPおよび生餌)の飼育成績を比較した。その結果、EPの成長は生餌および8:2MPに比較して明らかに劣り、飼料効率も生餌に比較して低値を示した。2)その要因として、EPの飼料効率の低下にはタンパク質消化性の低下が、そして成長低下にはタンパク質消化性の低下に加えて摂餌性の低下が影響しているものと推察された。3)今後、低水温期のブリ用配合飼料の改善のため、タンパク質消化性や摂餌性の向上について検討していくことが必要と思われた。
収録刊行物
-
- 大分県海洋水産研究センター調査研究報告 = Bulletin of Oita Institute of Marine and Fisheries Science
-
大分県海洋水産研究センター調査研究報告 = Bulletin of Oita Institute of Marine and Fisheries Science (4), 21-24, 2003-06
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845763604148096
-
- NII論文ID
- 10011720163
-
- ISSN
- 13430602
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles