チガヤ(Imperata cylindrica)の葉緑体ゲノムの非コード領域に存在する塩基置換および挿入欠失パターンのPCR-RFLP法による識別

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タイトル別名
  • チガヤ Imperata cylindrica ノ ヨウリョクタイ ゲノム ノ ヒコード リョウイキ ニ ソンザイ スル エンキ チカン オヨビ ソウニュウ ケッシツ パターン ノ PCR RFLPホウ ニ ヨル シキベツ

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抄録

チガヤは人為攪乱環境での保全遺伝学的研究のモデル植物としての高い潜在性を有しており、その遺伝的変異の評価方法の確立は急務である。チガヤの葉緑体ゲノムのpsbA-matK遺伝子間、trnV第1イントロンおよびpsaC-ndhE遺伝子間領域には塩基の置換および挿入欠失に由来する変異が7ケ所に存在することがシークエンス分析から特定されている。PCR-RFLP分析はシークエンス分析に比べ大量のサンプルの遺伝的変異を比較的安価に解析できる手法である。そこで本論文では、チガヤの葉緑体ゲノムにある7ケ所の変異パターンをPCR-RFLP法によって識別する方法を解説した。

収録刊行物

  • Coastal bioenvironment

    Coastal bioenvironment 2 59-66, 2003-12

    唐津 : 佐賀大学海浜台地生物環境研究センター

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