スイートピー新品種‘湘南オリオン'

書誌事項

タイトル別名
  • スイートピー シン ヒンシュ ショウナン オリオン

この論文をさがす

抄録

既存品種に無い青色系花色の冬咲き性スイートピー品種育成を目的として交雑育種に取り組んだ。1987年に‘茅ヶ崎11号’בパティオ’の組み合わせで交配を行った。以後、高性個体の自殖を繰り返したところF5で草型は高性、花色が青味紫の系統を得た。形質の固定を図るためさらに自殖を繰り返し、F11で草型は高性、開花の習性は冬咲き性、旗弁色は青味紫で、分離の見られない系統を得た。1-2月の低温期にも花弁周縁部まで均一に発色し、栽培期間を通してボリューム感のある切り花が得られる。この系統を‘湘南オリオン’と命名して品種登録に出願し、2004年3月3日に品種登録された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ