ソラマメ新品種‘交2号'の育成

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  • ソラマメ シン ヒンシュ コウ2ゴウ ノ イクセイ

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抄録

ソラマメ新品種‘交2号’は鹿児島県農業試験場園芸部で1993年に‘陸西一寸’を母親に,‘坊津選抜系統’を父親として交配した系統の中から1998~1999年に選抜,固定した品種である.‘交2号’は,種皮しみ様褐変症(しみ症)の発生が‘陸西一寸’,‘ハウス陸西’,‘指宿選抜’に比べて少ない.花色は白のみで,枝長は‘陸西一寸’に比べてやや長い.莢の大きさおよび形状,子実の大きさおよび形状,莢および子実の色は‘陸西一寸’と同程度である.開花始期,収穫始期,着莢数および収量も‘陸西一寸’と同程度である.南薩および熊毛地域の夏まき冬春どり作型に適している.

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