乳牛ふん堆肥と生ゴミの混合堆肥化特性
書誌事項
- タイトル別名
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- ニュウギュウフンタイヒ ト ナマゴミ ノ コンゴウ タイヒカ トクセイ
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説明
乳牛ふん堆肥を高温化するためと、生ゴミによる生育障害、窒素飢餓を回避するために、乳牛ふんと生ゴミの混合堆肥化について検討した。1 乳牛ふんに生ゴミを混合して堆肥化すると、乳牛ふんのみの場合より発酵温度が高く推移した。2 生ゴミ由来の強い悪臭が発生した。3 エネルギーの指標となるBOD値は生ゴミ混合により高まった。4 乾燥生ゴミの多量添加により製品堆肥がより黒色化した。5 乾燥生ゴミ施用は生育障害と窒素飢餓を起こすが、生ゴミ牛ふん混合堆肥は障害や窒素飢餓を起こさなかった。以上より、乳牛ふんと生ゴミの混合堆肥化は、悪臭発生に留意する必要があるものの、双方の欠点を解消できると考えられた。
収録刊行物
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- 新潟県農業総合研究所畜産研究センター研究報告
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新潟県農業総合研究所畜産研究センター研究報告 (15), 3-5, 2005-03
下田村 (新潟県) : 新潟県農業総合研究所畜産研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763616951808
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- NII論文ID
- 40006923796
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- NII書誌ID
- AA11581636
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- ISSN
- 21863970
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- NDL書誌ID
- 7488448
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles