膣内留置型プロジェステロン製剤を用いた豚の発情同期化
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抄録
緬山羊用膣内留置型プロジェステロン製剤(CIDR-G)で豚の発情同期化の可能性を検討し、以下の結果を得た。1 繁殖母豚の性周期に関係なくCIDR-Gを1個膣内に7日間留置し、除去時にプロスタグランジンF2α類縁物質(PG-A)0.2625mgを投与すると、2~4日後に発情が高率に誘起される傾向があった。2 離乳時に母豚へCIDR-Gを7日間留置することで発情のコントロール(延長)が可能であった。3 CIDR-GとPG-Aによって発情を誘起された繁殖母豚を交配し、胚と産子が得られた。以上のことから、CIDR-Gは繁殖母豚の発情誘起法として応用可能であることが示唆された。
収録刊行物
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- 福島県畜産試験場研究報告
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福島県畜産試験場研究報告 (12), 13-17, 2004-12
福島県畜産試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763617203200
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- NII論文ID
- 220000099130
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- NII書誌ID
- AN00217021
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- ISSN
- 03876888
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles