木質複合構造の耐火性能に関する研究(その5) : 2時間耐火性能を有する柱部材試験

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  • モクシツ フクゴウ コウゾウ ノ タイカ セイノウ ニ カンスル ケンキュウ ソノ 5 2ジカン タイカ セイノウ オ ユウスル ハシラ ブザイ シケン

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木質系2時間耐火構造を開発するため,鋼製柱を木材,発泡黒鉛シートで耐火被覆した仕様について,小試験体での非載荷加熱試験及び実大試験体での載荷加熱試験を実施して検討を行った。小試験体鋼製柱は300×300×10/15,長さ1mのH形鋼,実大試験体鋼製柱は250×250×9/14,長さ3.3mのH形鋼を使用し,木材はカラマツ集成材を使用した。ウエブ部分は,集成材で密実にした仕様と,木片・炭・セメント材で密実にした仕様の2種類で試験した。試験の結果,ウエブ部分を集成材で密実にした仕様については耐火2時間の性能は認められなかったが,木片・炭・セメント材で密実にした仕様については耐火2時間の性能が認められた。

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