木炭添加飼料給与が房総地どりの発育と肉質に及ぼす影響

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  • モクタン テンカ シリョウ キュウヨ ガ ボウソウジドリ ノ ハツイク ト ニクシツ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

サンブスギミゾクサレ病に罹患したサンブスギを、1200-1400℃の高温炭化で製炭した木炭を、市販採卵鶏育成用配合飼料に5%上乗せ、および2%上乗せしたもの、および上乗せ無しのものをそれぞれ房総地どりに給与し、発育成績、解体成績、肉色、理化学的肉質成績に及ぼす影響を検討すると共に、肉の官能調査も実施した。調査は餌付け時から16週齢まで実施した。発育成績は調査期間を通して、2%上乗せ群が良好な値で推移し、5%上乗せ群が劣る傾向を示した。解体成績、肉色、理化学的肉質成績は3群ともほぼ同様な値を示した。肉の官能調査では、もも肉では3群での差がみられなかったが、むね肉では木炭上乗せの2群の方が美味しいと言う回答が多い傾向にあった。

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