春咲き系グラジオラス品種‘トリステス・コンコロール'の開花調節技術の開発

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  • ハルサキ ケイ グ ラジオ ラス ヒンシュ トリステス コンコロール ノ カイカ チョウセツ ギジュツ ノ カイハツ

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抄録

低温寡日照条件下での栽培が可能な春咲き系グラジオラスの野生種‘トリステス・コンコロール’G.risis var.concolorを用い、1-3月に出荷を行う開花調節技術を検討した。‘トリステス・コンコロール’は晩生であるが、茎は非常に細く、葉は細長い円錐形で、花穂の小花は小さく着花数も少ないが、花には芳香性がある。球根の定植は10月上旬が適する。‘トリステス・コンコロール’の開花促進には、定植前に球根を10℃で低温処理することが有効で、定値前の30日処理で1月、15日処理で2月開花となる。また、低温処理を実施していない屋内貯蔵球での栽培を併用することにより1月から3月の連続出荷が可能である。

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