金時豆エタノール抽出物のアポトーシス誘導作用の検討
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抄録
金時豆戻し汁を合成吸着剤ダイヤイオンHP-20に吸着させ、20、40%エタノールで溶出した。40%エタノール溶出画分を培地中に1mg/mLとなるように添加し、ヒト印環胃がん細胞(KAOIII)を培養したところ、10時間後には生細胞率が約30%となり、細胞形態の変化が見られた。さらに、細胞からDNAを抽出してアガロースゲル電気泳動を行うと、断片化したDNAが検出された。これらのことから金時豆戻し汁にはKAOIII細胞に対してアポトーシスを誘導する成分が存在することが明らかになった。
収録刊行物
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- 愛知県産業技術研究所研究報告
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愛知県産業技術研究所研究報告 (5), 156-157, 2006-12
愛知県産業技術研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763625299712
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- NII論文ID
- 220000104339
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- NII書誌ID
- AA11825741
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- ISSN
- 13479296
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles