Bibliographic Information
- Other Title
-
- セリシン チュウシュツ ノ タメノ ササマユ ケンソウ ノ ビフンマツカ
Search this article
Description
笹繭セリシン粉末はフラボノールによる機能性が高いことから、既存の白繭セリシン粉末との差別化が可能な素材として化粧品や食品分野で利用されている。しかし、繭層の嵩高性は抽出効率を低下させ、笹繭セリシン粉末の製造コストを上げる要因のひとつとなっている。そこで、繭層容積を減らす前処理として、粉砕方式が異なるスウィング式とロータリー式の2種類の粉砕機で繭層を細断した結果、前者は処理能に優れているため食品原料向きであり、後者は笹繭の天然色を活かした原料供給が可能なため、化粧品原料製造に適していることが明らかになった。また、湿式摩砕機を用いて笹繭全繭層の摩砕処理を繰り返したところ、数十μmの微粉末の生成がSEMで確認された。
Journal
-
- 大日本蚕糸会研究報告
-
大日本蚕糸会研究報告 (54), 27-31, 2006-12
東京 : 大日本蚕糸会 = The Dainippon Silk Foundation
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845763626828416
-
- NII Article ID
- 40015454713
-
- NII Book ID
- AA1158833X
-
- ISSN
- 00000000
- 27591867
-
- NDL BIB ID
- 8792084
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- journal article
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL Search
- CiNii Articles