ミズカケナ新品種‘静系7号'の育成経過と特性

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  • ミズカケナ シンヒンシュ シズケイ 7ゴウ ノ イクセイ ケイカ ト トクセイ

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説明

1.根こぶ病抵抗性を有し、1月下旬に収穫可能な早生品種‘新湧水菜’(品種登録番号第3753号)を種子親とし、生育及び食味良好で、主な収穫時期が3月上旬となる‘在来B3’を花粉親とした。この交雑種に、戻し交雑と根こぶ病検定を行い選抜した後代から‘静系7号’を育成した。2.ミズカケナ栽培で問題となる重要病害「根こぶ病」に対して抵抗性を持ち、現地ほ場における実用性が確認された。根こぶ病薬剤防除は不要であるが、極度な根こぶ病激発圃場では耕種的防除を併用する必要がある。3.‘静系7号’の収穫時期は1月下旬が主な収穫期となる早生品種‘新湧水菜’と、主な収穫期が3月となる在来種の中間に収穫できる。4.食味は、やや淡白な傾向であるが、良食味の在来系統と比較して同等の評価を得た。

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