安全・安心な自給粗飼料生産技術確立試験(2) : 硝酸態窒素蓄積低減化実証試験(スーダングラス)

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  • アンゼン アンシン ナ ジキュウソシリョウ セイサン ギジュツ カクリツ シケン 2 ショウサンタイ チッソ チクセキ テイゲンカ ジッショウ シケン スーダングラス

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抄録

スーダングラスの1番草を播種後90日目に、2番草を148日目に収穫し、施肥量が硝酸態窒素含量に与える影響を調査した。1番草の硝酸態窒素含量は、基肥化学肥料施肥量に比例して増加したが安全域内であった。2番草の硝酸態窒素含量も基肥化学肥料及び追肥施肥量に比例して増加したが安全域内であった。硝酸態窒素含量では各試験区とも有意な差は認められなかった。乾物収量は基肥化学施肥量と追肥量が大きく影響した。これらのことから、適期刈取の条件下ではスーダングラスの施肥量は基肥化学肥料を標準とし、牛ふんたい肥を標準の1.5倍量投入することも可能であると示唆された。

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