農業用水路に対する地域住民の評価と今後の整備の方向性 : CS分析の適用

Bibliographic Information

Other Title
  • ノウギョウ ヨウスイロ ニ タイスル チイキ ジュウミン ノ ヒョウカ ト コンゴ ノ セイビ ノ ホウコウセイ CS ブンセキ ノ テキヨウ

Search this article

Abstract

農業用水路は農家による農業生産利用にとどまらず、非農家を含む地域住民全体にとって雑用水、防火用水、消流雪用水、親水用水、環境用水等といった「地域用水」として重要な役割を果たす地域資源である。このことから、経営所得安定対策の一つに位置付けられ、平成19年度に実施される「農地・水・環境保全向上対策」のなかでも、農業用水路の保全管理への地域住民の広い参加を持続的なものにすべきことを謳っている。本稿では、農業用水路の各役割(機能)が地域住民によってどのように評価されており、また今後、この農業用水路に対する地域住民の総合的な評価を向上させるためには、農業用水路のどのような機能がとくに重要であり、どの機能を効率的に改善させる必要があるのかを、数量的に分析する。このために、マーケティング分野で用いられているCS分析を適用して、農業用水路としてのあり方を明らかにする。

Journal

Citations (1)*help

See more

References(5)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top