アオキ新品種‘湘南おりひめ'‘湘南ひこぼし'の育成

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  • アオキ シンヒンシュ ショウナン オリヒメ ショウナン ヒコボシ ノ イクセイ

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抄録

‘湘南おりひめ’は、1980年に‘細葉アオキ’と‘ホシヤドリ’の交配により育成された品種で、2004年9月に種苗法による品種登録申請を行った。葉身の形は長楕円形で、葉色は暗黄緑、浅黄の散り斑が入る、性は雌性で、4月上旬に雌花を咲かせる。果実は4月頃、濃橙赤で楕円形のものを1枝当り2.6個ほど付ける。‘湘南ひこぼし’は、1985年に‘細葉アオキ’と‘龍福寺’の交配により育成された品種で、2004年9月に種苗法による品種登録申請を行った。葉身の形は長楕円形であり、葉表面の色は暗黄緑、浅黄の散り斑が入る。性は雄性で、3月下旬に雄花を咲かせる。いずれの品種も、鑑賞樹として耐寒性、耐陰性に優れ、日陰地や屋内などでの利用が期待される。

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