小ショウガを用いた根ショウガ栽培の窒素吸収特性と窒素施肥法

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  • ショウショウガ オ モチイタ コンショウガ サイバイ ノ チッソ キュウシュウ トクセイ ト チッソ セヒホウ

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小ショウガを用いた根ショウガ栽培において、窒素吸収量の推移、目標収量に対応した収穫期の窒素吸収量、窒素無施用時の窒素吸収量、施肥窒素利用率といった窒素吸収特性を調査し、これらに基づいた適正な窒素施肥法を検討した。1.窒素吸収量の推移から、根ショウガ栽培では基肥に緩効性肥料、追肥に速効性肥料を用い、追肥重点の施肥体系が適すると考えられた。2.窒素吸収特性及び収量からみた適正な窒素施肥量は、基肥(全面全層施肥)と追肥の施肥体系とした場合、13?16kg/10a(基肥3?6kg/10a、追肥10kg/10a)と考えられた。3.基肥に被覆肥料を用いた局所施肥は、追肥を省略でき、窒素施肥量を11kg/10aとしても目標収量が得られ、また環境負荷も小さいことから、環境保全的な窒素施肥法として有効であると考えられた。

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