山形県においてDNAマーカー選抜育種を効率化するための水稲の年2回交配体系の確立

書誌事項

タイトル別名
  • ヤマガタケン ニ オイテ DNA マーカー センバツイクシュ オ コウリツカ スル タメ ノ スイトウ ノ ネン 2カイ コウハイ タイケイ ノ カクリツ

この論文をさがす

抄録

山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場では世代促進を目的に水稲の冬季栽培を実施しているが、交配は夏季に限定していた。しかし準同質遺伝子系統育成のためDNAマーカーを利用して戻し交配を行う場合、夏季のみの交配では非効率的である。そこで、世代促進温室を利用して冬季にも交配を行えるかどうか検討した。その結果、冬季に交配が可能な条件が明らかとなり、出穂前のDNAマーカー選抜(Marker Assisted Selection:以下MASと略す)と夏季および冬季の交配を組み合わせることで、年2回交配によるMASを利用した効率的な戻し交配体系を確立することができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ