コカブ横縞症に対する複数の発生要因の相互関係
書誌事項
- タイトル別名
-
- コカブ ヨコジマショウ ニ タイスル フクスウ ノ ハッセイ ヨウイン ノ ソウゴ カンケイ
この論文をさがす
説明
コカブ横縞症の発生に及ぼす温度、土壌水分及び土壌pHの影響を調査し、複数の発生要因の相互関係を明らかにした。1.土壌の乾燥は、コカブ横縞症の発生程度を高めたことから、発生要因の一つと考えられた。2.土壌の乾燥条件下の栽培において、コカブ横縞症は地温が高かった作型のみに多発した。3.高pH土壌条件下の栽培において、コカブ横縞症は気温の高かった作型のみに多発した。4.コカブ横縞症の発生は、遮熱資材を用いて地温を低下させることで大幅に軽減された。5.以上のことから、コカブ横縞症の発生に対する主要因は、生育期間中の高地温であり、土壌の乾燥と高pHは高温条件下における助長要因であると推察された。
収録刊行物
-
- 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center
-
千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (7), 1-8, 2008-03
千葉 : 千葉県農業総合研究センター
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845763634066176
-
- NII論文ID
- 40016357483
-
- NII書誌ID
- AA11766369
-
- ISSN
- 13472585
-
- NDL書誌ID
- 9723170
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles