ホシガレイ人工種苗の筋肉寄生微胞子虫

書誌事項

タイトル別名
  • Microsporidian infection in the trunk muscle of hatchery-bred juvenile spotted halibut Verasper variegatus

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説明

ホシガレイ人工種苗の体側筋肉に多数のシストを形成する微胞子虫が検出された。発病は7月中旬から9月末に起こり、累積死亡率は約20%に達した。体表が凸凹を呈する病徴はブリやマダイのべこ病に類似していたが、病巣周囲の出血など相違点も観察された。ホシガレイの微胞子虫(Microsporidium sp. SH)はブリやマダイ寄生の近縁種と比べて胞子のサイズがやや小さかったが、明瞭な差ではなかった。一方、rDNA配列から別種であることが示唆された。

収録刊行物

  • 魚病研究

    魚病研究 43 (4), 137-143, 2008-12

    東京 : 日本魚病学会

参考文献 (10)*注記

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