山岳地における太陽光発電システムの発電電力量推定にむけた日射量とモジュール温度の測定

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  • サンガクチ ニ オケル タイヨウコウ ハツデン システム ノ ハツデン デンリョクリョウ スイテイ ニ ムケタ ニッシャリョウ ト モジュール オンド ノ ソクテイ

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抄録

山岳地における太陽光発電システムの発電電力量を推定するための基礎情報を得ることを目的として、八ヶ岳連峰の山小屋において日射量、気温および太陽電池モジュール温度の測定を行った。その結果、山岳地の日射量ピークは平地とくらべて大きいものの、日々の変動が大きく、積算値は平地の79%であった。また、モジュール温度は日射量の影響で25℃以上となる日がたびたびみられたことから、発電量の効率が低下していた期間もあったと推測された。以上の結果から、山岳地の日射特性は同緯度の平地と比べ発電電力量を低下させることが考えられた。

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