ニホンジカに対する改良型テキサスゲートの通行制限効果

書誌事項

タイトル別名
  • ニホンジカ ニ タイスル カイリョウガタ テキサス ゲート ノ ツウコウ セイゲン コウカ

この論文をさがす

説明

1.作物ほ場へのシカの侵入を防ぎ、農作物被害を防止するための装置「改良型テキサスゲート」を開発し、現地での侵入防止効果を確認した。2.シカの侵入防止効果が高い資材は、グレーチング裏(桟)と鉄管ロープであり、効果がなかったものは波板トタンであった。3.シカが通行を忌避する理由は、グレーチング裏(桟)では蹄の間にグレーチングが挟まることを嫌うためであり、鉄管ロープでは鉄管の移動によって足が挟まることを嫌うためと考えられる。4.改良型テキサスゲートにおける鉄管の間隔は80mm程度、高さ300mm以上が必要である。5.現地試験の結果、改良型テキサスゲートのシカ侵入防止効果は高いと判断した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ